2015.12.29【教育実習体験記】教育実習までにするべき3つのこと

TRUNK もくもく会
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こんにちは、東京学芸大学に通うアイリです!
私が教育実習に行った経験から、これから教育実習に臨む学生がするべき最低限のことを大きく3つのカテゴリに分け、さらにその具体的な対策方法をご紹介していきます。

はじめに


まず、教育実習とはいえ、児童・生徒からしたらあなたは未熟であれども“教師”であることには変わりはありません。よって、あなたが学校いる間はもちろん、学校を出てからも“教師“であることを忘れてはいけません。また、私たち教育実習生は、母校や協力校に教育実習を「させていただいている」ということを理解し、感謝しなければなりません。実際の現場に出た際に実感すると思いますが、現場で働いている先生方は想像以上に多忙です。その多忙な中でも、未来の教育者を育てる為にと、貴重な時間を割いて指導していただきます。そのことに感謝し、担当の先生の負担にならないように心がけましょう。

1. 教師の前に、社会人としての自覚をもつべし


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あなたは当たり前のことを当たり前に行えますか?先手挨拶、清潔感のある服装、適切な言動、報・連・相…など、挙げたらきりがありませんが、実習中特に大切だと思ったポイントが2つあります。



朝型の生活習慣


まず、教育実習前の⒈週間は準備期間として、なるべくバイトや私用を入れないことをオススメします。学校にもよりますが、急な呼び出しがある場合もありますし、教育実習前に大きな怪我や体調不良になってしまうと、教育実習の3週間を有意義に過ごすことができなくなってしまうからです。そして、この1週間はこの早寝早起きを心がけてください。教育実習中は、完全に朝型の生活になります。急に早起きを始めることは意外と難しいので事前に習慣化しておく必要があります。

時間、期間に余裕を持った行動


よく、「5分前行動」などと中学校や高校時代に言われた方もいると思いますが、まさにこれです。日常的に5分前に到着してみたり、いつもより5分早く動き出してみたりと、時間に余裕を持った行動を習慣化しておきましょう。ちなみに私は、教育実習中「30分前行動、15分前集合」程の、余裕を持った行動を心がけていました。
教育実習中の遅刻や忘れ物は、周囲の先生方や仲間に迷惑をかけてしまうことになります。通学時の多少のダイヤの乱れはあらかじめ予想し、忘れ物をしても近場ならすぐに取りに帰れるぐらいの時間の余裕を持つといいでしょう。また、このような自己管理や時間の使い方はすぐに改善されるものではないので、教育実習前から事前に習慣化しておくことが大切です。

2. 徹底的に教材研究をするべし


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これをしないで何をする!!と言えるほど重要な項目です。あなたの教材研究の深さが、面白い授業作りの鍵となります。しかし、ただ担当範囲の教材研究を行うのではなく、事前にチェックしておくべきポイント4つを挙げます。



教室、グラウンド、体育館の広さ、席数


授業環境を知らずに授業作りはできません。パワポや映像教材が使用可能であるか否かで大きく授業構成が変わりますし、特に特別教室を使用する教科は、授業中の活動班の人数を組む際に座席数などの把握が必要になります。

教材の種類、教材器具の個数の把握


事前に児童・生徒が使用している教科書や、補助教材などを把握して入手しておきましょう。また、教材器具の個数を把握することは、授業の時間配分や授業内容に大きく関係します。同時に、場所の把握もできるので、実際に授業を行う際にスムーズな運営を行うことができます。

担当教員の授業見学


担当教員の先生に事前にアポを取り、教育実習期間前に実際の授業を実際に参観します。これを行うと授業中の児童・生徒の反応や、興味関心を持っている事柄が分かるので、授業作りや教材研究が行いやすくなります。

日常的に「教材に関連できないかな?」という観点でアンテナを張る


教育実習中に担当教員の先生から受けた言葉で、「TVや雑誌、インターネットニュースなどのメディアから発信される情報に授業作りのアイディアが隠れていることが多い。」との、アドバイスがとても印象的でした。身近な情報から授業を発展させることで、児童・生徒がより興味を持ってくれるので、是非アンテナを張って生活してみてください。
また、教材研究の活用サイトとしてTOSSランドをご紹介します。
指導案、授業コンテンツの共有サイトです。是非、有効活用してください。

どんなに教材研究を行っても、実際に提供する情報量は10分の1ぐらいの量になってしまいます。ですが、事前に身につけた情報が安心感と自信に繋がり、授業内での児童・生徒とのやり取りで必ず活きるはずです。

3. 実習校研究もするべし


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校風


3週間お世話になる実習校のことを、きちんと把握する必要があります。なぜなら独自の校風や学校が力を注いでいることを知らずにいると、授業中のなにげない言動が問題になってしまうことがあるからです。各校、特色のある校風を掲げている場合がほとんどであり、また、学年ごとにテーマを設定しているか、クラス目標などを独自に設定し大切にしている学級が多いと感じました。教育実習生は、その校風やテーマを崩してしまうような発言はするべきではありません。校風などは各学校のホームページやパンフレットなどで下調べしておくとよいでしょう。

アクセス、通勤時間帯の混雑状況


最寄りの駅やバス停などは必ず調べておきましょう。出来れば、実習前に最低1回は担当教員の先生への挨拶を兼ねて、学校訪問をしましょう。また、バスは特に悪天候の際に遅延しがちなので、悪天候の日がどれ程遅れるかなども調べておきましょう。

最後に


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いかがでしたか?この記事で有意義な3週間を迎えられるお手伝いができたら幸いです。教育実習は、教職課程の学生なら誰しもが通る道です。慣れない環境下で初めて授業を何コマも行うということは、意外と心身ともに疲労しますし、自分の不甲斐なさに落ち込むこともあると思います。しかし、児童・生徒の貴重な授業を自分に割いてもらっているということを忘れずに、自分自身ができる最大限の準備を行って教育実習に臨みましょう。まずは「一生懸命やりきろう!生徒と向き合おう!」と、いう気持ちが大切です。そうすれば、きっと最高に楽しい3週間になることでしょう。


 

この記事を書いた人

津吹 アイリ

東京学芸大学3年のTrunk専属ライター。陸上部だけど足は遅い。膝が凄くゆるい。