2015.11.05外資金融、IT、コンサル出身者が直接指導するウィンタージョブ対策

戦略思考を体験しよう!


intern

いわゆる"トップティア"と呼ばれる企業の多くは、1,2週間程度のジョブ(インターン)を経て優秀者にのみ内定を出します。
ジョブの間は、地頭だけでなく問題解決能力や仕事を設計する力もチェックされます。
そこで今回のトレーニングでは、問題解決能力を鍛えるロジカルシンキング、アイディアを戦略に落としこむビジネスプランニング、そしてケース問題によるアウトプットという3段構成で来るウィンタージョブの対策を行いました。

ロジカルシンキング


ウィンタージョブでは、「遊園地の売上を2倍にするにはどうすればいいか?」などの問題を与えられます。これを表面的に受け止めてはいけません。
表面に見えるものは「問題」ではなく、「事象」でしかない。売上、というのはお金の話でしかありませんが、その事象を掘り下げていくと、接客の問題やアトラクションの問題などが見えてくるかもしれません。

ロジカルシンキングのチャプターでは、事象を見つめ問題を発見する論理の手法を学びました。

ビジネスプランニング


ウィンタージョブでは、1週間(〜数ヶ月)の期間で何かを成し遂げなければ評価されません。どんなにロジカルシンキングの練習をしても、それを実行できなければ意味がないのです。
そこで、このチャプターではアイディアを戦略にするビジネスの設計方法を学びました。

プロジェクトの立案は1日で行うこと。
そのためにはゴールを定め、スケジュールを引き、スコープを定義する。
言葉だけだと抽象的になりやすいので、ケース問題を使いながら学びました。

ケース問題に取り組んでみよう


ケース問題に取り組み、講師からフィードバックをするトレーニングを行いました。
特にクリエイティブな問題が盛り上がりました。
Q. TrunkにSNS機能を実装することになりました。どうすれば成功しますか?

このような問題に対しては、まずは抽象的な部分を具体的に定義することが大切です。"SNS機能"とはどういうものか?"成功"とはどういうことか?そうした定義がなければ、そもそも回答することができません。
また、SNS機能そのものではなく、その先にあるゴールを見定めなければいけません。あなたの提案はTrunkにとってどのような利益があるのか?
学生の提案は悪くはなかったのですが、「それは本当にやる意味あるのか?」「もっと定量的に示せないか?」などのフィードバックがありました。
Q. 既存の飲食メディアを超える事業を提案してください。

この問題も先の問題のように、"超える"とは何か?というものを定義しなければいけません。最初は躊躇するかもしれませんが、定義を固めなければ思考を進められないのです。ケース面接では、面接官に質問をする、あるいは自分で仮定するなどして論理の土台を作るところから始めましょう。
また、時間軸で問題を考えることも大切です。既存の飲食メディアを「すぐに」超えるのか?それとも「5年かけて」超えるのか。スケジュールの引き方で戦略の立て方が変わります。

それでも、この問題は抽象的です。なので、この場合はセグメントを区切るべきでしょう。既存メディアに正面から対抗するのではなく、特定のセグメントの中で勝負するのが良いでしょう。トレーニングでは、「若者」「富裕層」「横浜」などのセグメントが上がりました。
確かに、横浜限定の飲食メディアならば既存のメディアよりも優位に立てるかもしれません。

したがって、「"3年で"既存メディアを"超える売上"を立てるという前提であれば、こうします」と答えるのが良いでしょう。そこにあなたのアイディアを加えて論理的に話し、きちんとプランを示せれば良い回答になるでしょう。

この記事を書いた人

室屋 武尊

リクルート、マイクロソフト、外資系投資銀行を経て、現在は外資系スタートアップ企業に勤務。趣味はデジタルマーケティング。