2015.11.09これがアドテク!〜 最新の広告を実践的に学ぼう

広告×テクノロジー!


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広告の基本理論


広告を勉強するうえで、必ず抑えておきたい理論を2つだけ紹介しました。
ひとつは1920年に登場したAIDMA
もうひとつは2011年に登場したSIPSです。

AIDMAは世界的にも知られる広告・消費行動の最もオーセンティックな理論です。
一方、SIPSは最近登場したもので、現代の消費者の環境にフィットした考え方です。

ここで大切なのは、広告理論に正解はないということです。常に広告の手法や消費者の環境は変化し続けているからです。
しかしながら、どのような広告理論においても、ユーザーのフェーズを分けてアプローチの仕方を考える、というのは普遍的だといえます。

つまり、広告を考えるときは、ユーザーの状態を見極めて適切なアプローチができるようチューニングすることが大切なのです。
適切なユーザーに、適切なアプローチを。

アドテクとは?


広告を相手に合わせてチューニングするのは、コンピューターの方が得意かもしれません。そこで登場したのが、広告配信システム「アドサーバー」です。従来のネイティブ広告と異なり、クリックや表示回数に応じて広告を出し分けることが可能になりました。
これにより、ユーザーの入稿は簡単になり、広告媒体側も多くの広告を配信できるようになりました。

アドサーバーはネットワークを組みはじめます。これがアドネットワークです。様々な媒体に広告を一気に配信できるようになりました。さらに、アドネットワーク同士がネットワークを組み、アドエクスチェンジという市場になりました。
ちょっと難しいかもしれませんが、簡単に言い換えると、様々な広告と広告枠が自由に交換できるようになったのです。

かつては「東京都」「20代男性」「ガジェット好き」とターゲティングを絞りすぎて誰にも広告が配信されない、ということがありました。ですが、今ではターゲティングを細かくしても広告を配信できます。本当に伝えたい相手にだけ、広告を伝えることができるようになったのです。

Facebook広告を打ってみよう


では、広告理論と手法を理解したところで実際に広告を打ってみましょう。今回はFacebook広告に挑戦です。
操作画面は意外と簡単なのですが、「誰に」「何を」配信するのかがなかなか決まりません。

ターゲットは絞るべきです。ですが、広く伝えるのも大切。みんなで話し合いながら進めたのですが、何を優先すべきか定まらず先へ進めませんでした。
改めて、広告の目的を定義することの大切さ、フェーズを切りながらアプローチすることの大切さを痛感しました。

講師からのアドバイス


広告で困ったときは、プランを複数用意するのが正解です。そして、複数同時に配信すればいいのです。これをA/Bテストとも言います。とりあえず配信してみて、パフォーマンス指標を見ながらチューニングするのが吉です。
一度に複数配信が難しくとも、プランが複数あれば代替案として準備しておくことができます。仮説Aが芳しく無ければすぐに仮説Bに切り替える。アドテクはとにかくスピードが勝負の世界です。高速で判断・改善できるように勉強しましょう。

デジタルマーケティングの基礎、アドテクの技術、コピーライティングやビジュアルマーケティングについても本を読んでおくことをオススメします。

この記事を書いた人

室屋 武尊

リクルート、マイクロソフト、外資系投資銀行を経て、現在は外資系スタートアップ企業に勤務。趣味はデジタルマーケティング。