2018.03.21中小ベンチャー企業の新卒採用のメリットとは

2018年度の新卒採用における求人総数は75万を超え、多くの企業が新卒採用に取り組んでいます。
そこで、新卒採用スケジュールの変更など環境変化にも触れながら変化の激しい中でも新卒採用を行うメリットについてまとめていきます。

新卒採用スケジュールの変化


2013年度卒の広報活動などの実質的な活動の開始が「大学3年の12月1日」に変更されてから、2016年度卒の広報活動は「大学3年生の3月1日以降」、選考の開始時期も「大学4年生の8月1日以降」になりました。

さらに2017年度卒からは、選考開始時期を2ヶ月前倒しの「大学4年の6月1日以降」に変更し、インターンシップからの採用を認める動きが出ており、新卒採用スケジュールやルールは激動の時代を迎えています。

新卒採用スケジュールの変化で採用コストは高まっている!?


採用広告、選考期間の短縮により「採用広告中心の新卒採用」では知名度の高い企業に人が集まり、中小企業・ベンチャー企業には人材が集まりにくくなっています。

またそれは、企業にとっては「企業の魅力訴求」の期間が少なくなること、学生にとっては「学生の自己理解」に費やす期間が短くなっていることを意味しているので、新卒採用における企業と学生とのミスマッチが大きな問題となっています。

【新卒採用期間の短縮により企業が自社の魅力づけがしにくくなった】
◆内定取得後の就職活動継続理由
1位:より志望度の高い企業の選考を受ける
2位:内定取得先の企業でいいのか不安
3位:より多くの企業を知るなど社会勉強

【新卒採用期間の短縮により学生が自己理解に費やす時間が減った】
◆内定辞退理由
1位:業界が志望と合わなかった
2位:勤務地が志望と合わなかった
3位:職種が志望と合わなかった

【参考】
リクルートキャリア 就職みらい研究所「就職白書」より

ただし、そのような状況でも新卒採用を行う企業は非常に多くあります。ここからはなぜ企業が新卒採用を行うのか、特に中小ベンチャー企業におけるメリットについてお伝えしていきます。

新卒採用のメリット


1.新卒採用の方が中途採用よりも単価が安い


一つめの新卒採用をするメリットは採用単価です。

大手ナビ媒体の調査によると中途採用における採用コストの総額平均は788万円、それに対して新卒採用の費用総額は平均で556万円と200万円以上も採用コストが安くなっています。これが一つめの大きなメリットです。

優秀な人材を採用しようとするほど採用単価は高くなる傾向にありますが、毎年約60万人近くが市場に出てくる新卒採用と異なり、優秀な人材ほど採用市場に出にくく母集団も不明な中途採用は新卒採用と比べてそもそも出会うだけで相当なコストが必要です。

また、多くの中途採用の場合前職の給与ベースでの採用になるため、優秀な人材であればあるほど高い給与や高い紹介手数料を支払う必要が出てくるので必然的に採用単価が高くなります。

2.新卒採用が企業の未来の飛躍を生み出す


2つめの新卒採用をするメリットは優秀な新卒を採用することが企業の未来に飛躍をもたらすということです。

一般的には前職の年収基準やある程度定まった価値観の中で活動する中途採用においては現状の企業レベルを超える人材の採用は難しく、仮に採用できたとしても離職のリスクが非常に高いと言われています。

それに対して新卒採用は「今の企業レベルを超える人材」を採用しやすいことがメリットとして挙げられます。

「うちじゃそんな優秀な学生は採れないよ。。。」とおっしゃる方もいますが、社会人と学生には圧倒的な知識や経験格差があります。学生は選社軸も定まっていないことが非常に多いので、採用戦略次第では中途採用と比べて、自社の人材レベルと超えるこれからの自社のエース・幹部候補になるような人材を採用しやすいと言えます。

3.新卒採用の方が優秀な学生を口説きやすい


3つめのメリットは、2つめとも関係しますが新卒採用では知名度や待遇に関係なく優秀な人材を口説きやすいことがメリットです。

いまの学生が就職活動中にみる企業は30社前後しかないと言われています。その中で深く知っていく企業はさらに少ない可能性が高く、言ってしまえばほとんど企業のことを知らない状態で就職先を決めているということです。

ですので前述の知識や経験格差による優位性もあり、その30社の中に入ることができればどんな企業でも学生を口説けるチャンスが巡ってきます。ここが新卒採用を行うメリットのの3つめです。

どうやって優秀な学生が出会う「30社」に入るか?


経営者や採用担当者、現場社員が「優秀」と判断する学生の多くは「マインドが高い」か「スキルが高い」の2パターンです。その「優秀」な学生はその意欲やスキルの高さから「学び」に貪欲であることが非常に多いです。

新卒採用のメリットを活用して優秀な学生と出会い採用するには学生の「学習意欲」をうまく活用することが効果的です。企業が学生の学びになる場を作ることで必然的に「優秀」な学生が集まり、教えながら密に関わる中で自社の魅力づけをしながら「口説く」ことができます。

まとめ


環境変化が激しい中で新卒採用を行うメリットは以下の3点です。

1.新卒採用の方が中途採用よりも単価が安い
2.新卒採用が企業の未来の飛躍を生み出す
3.新卒採用の方が優秀な学生を口説きやすい

そしてその新卒採用のメリットを効果的に活用する手段が「学び」を活用することでした。是非「広告」や「イベント」「説明会」ではない新しい新卒採用の形にもチャレンジしていただけたらと思います。

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この記事を書いた人

TRUNK 執行役員

TRUNK株式会社 執行役員 Deloitteグループ、リンクアンドモチベーションを経てTRUNKに参画。 トレーニングや教育制度設計などの人材開発や、採用や組織づくりなどの組織開発のコンサルティングに従事。 セールスでは新規事業分野においてDeloittグループ、リンクアンドモチベーション両社でトップセールスを獲得。